北海道札幌南高等学校
91.3 早稲田大学理工学部機械工学科卒業
98.3 千葉大学大学院自然科学研究科
修士(学術)
02.3 千葉大学大学院自然科学研究科博士(学術)
02 千葉大学助手工学部
03 千葉大学講師工学部
07 千葉大学助教授工学部
07 千葉大学准教授工学研究科
11 千葉大学教授工学研究科
日本デザイン学会、日本感性工学会
1.THE CULTURE OF “MOTTAINAI” SEEN AS SYMBIOSIS BETWEEN JAPAN’S CERAMIC-PRODUCING REGIONS AND THE NATURAL ENVIRONMENT -Part II: The Seto Region of Aichi Prefecture, THE SCIENCE OF DESIGN, JSSD, Vol.57, No.2, 2010
2.TRANSITION IN PEOPLE‘S WORLD VIEWS CAUSED BY MECHANIZATION -A Comparative Analysis of Two Methods of Rice Cake Making, THE SCIENCE OF DESIGN, JSSD, Vol.53, No.3,2006
3.Endogeneous Tourism Development Applicable to Islamic Countries –A Success Story in Japan: Living Handicraft Movement of Mishima Town in Japan, Akira Ueda, Tourism and Handicrafts in the Muslim World -International Conference on Tourism and Handicrafts, IRCICA (Research Centre for Islamic History, Art and Culture, 2006
4.内発的地域発展論を基底とした地域連携に関する研究, 博士論文, 千葉大学, 20025.地域資源活用に基づく「ベトナム伝統工芸村」設立計画,デザイン学研究,JSSD 148 77-86, 2001
1.生活づくりに寄与するデザイン --伝統工芸がつくり、伝え、残すこと、デザイン学研究特集号 Vol.20-2 No.78、48-53、2013
2.工藝之心 --日本生活工藝的傳承與開創展示パネル、工藝之心 --日本生活工藝的傳承與開創、2005
3.台湾芸陣博物館展示基本計画、2000
4.中日編織工藝交流展「日本編織文化」ディスプレー計画・事例紹介パネル、1998
5.台湾全国社區總體營造博覧会日本館ディスプレー計画・地域づくり事例紹介パネル展示、1997
(1)内発的発展論を基底とした地域振興計画
地域社会が潜在的に有している各種地域資源(自然的・景観的・人的・文化的・生産的)の再発見・再認識に基づき、当該の地域社会が内発的発展を志向するための方策を探求している。文献調査のみならず、地域の住民との協働に基づき、フィールドサーベイ、アンケート調査、インタビュー調査の実施・解析を通して、各種地域資源の具体的活用方策を検討し提案を行っている。
これは、過疎・高齢化をはじめ、地場産業の衰退、環境悪化など、多様な問題を抱える多くの地域社会の現状に対応したものであり、とくに、近年では、「観光」を「観二国之光一=国・地域の光(地域資源)をみ(観)る・み(観)せる」と捉え、地域住民が主体となり、既存の地域資源を利活用しつつ、「住んで良し・訪れて良し」の地域を実現する内発的観光創生の実現を試みている。
(2)維持可能社会の創生を目指した伝統的工芸品の保全・育成
伝統的生活工芸品の保全・育成のありかたを、維持可能な社会の創生の観点から考察・提案している。伝統的生活工芸は、元来、地域の人びとの自然との共生、人びととの共生の生活のなかから生み出されてきた「環境にやさしい」「人にやさしい」ものづくり文化である。地域の気候風土・人びとの暮らしが如実に表象された伝統的生活工芸品文化を地域の「宝」として振興することが急務である。
(1)研究交流 ~展示会の計画・設計・実施
日本の伝統的工芸品とそのルーツともいえる「民藝運動」の歴史と精神を伝えるパネルの制作ならびに展示(計画・実施)を行った。「生活工藝(=民衆たちが生活のなかで作り使ってきた生活用具)」という言葉が台湾社会において浸透・定着するのに寄与した(於:台湾・台北市、2006年12月~)。
「工藝之心 -日本生活工藝的傳承與開創展示」計画、ならびに、パネル:A1版×170枚、日本の生活工芸×200点