山口県立岩国高等学校
大学12回生(64.3卒)
64.4 シチズン時計株式会社入社
技術部
65.11シチズン商事株式会社
デザイン室
86.5 シチズン時計株式会社
生産性本部ライフデザインセンター
01〜05 雇用能力開発機構神奈川センター
趣味:ダンススポーツ
シチズン電動レジスターCR-31S 1964Citizen Electric Cash Register CR-31S(右)
シチズン電動レジスターCR-Seven 1967Citizen Electric Cash Register CR-Seven(左)
当時の事務機器は、そろばん、手動計算機、手動タイプライター、和文タイプライターなど、手動が主であったが、アメリカで電動式が誕生すると、シチズンは多角経営化事業の一つとして参入した。新人に量産モデルデザインを担当させるほど開発競争は激しく、木型モデル承認後の金型手配用図面を一夜で仕上げなければならないほどであった。
電動レジスターは、電動加算器をキャッシュボックスに合体させた構造で、小規模商店を対象とした廉価モデルとして日米欧で販売。
シチズン液晶ポケット
テレビ 06TA-0J 1985Citizen Liquid Crystal Display
Pocket Television 06TA-0J(左)
シチズン液晶ポケット
テレビ 03TA-0J 1983Citizen Liquid Crystal Display Pocket Television 03TA-0J
(中)
ウォッチメーカーが液晶デジタルウォッチ技術の応用製品として、液晶テレビの開発を競ったモデル群の一部。小型軽量省電のために、「バックライト無し」とし、「外光」で透過した映像をミラーに映して見るという独特の構造。主に日米で販売。
シチズン液晶カラー
テレビ 「ブックビジョン」 05TA-0J 1986
Citizen Liquid Crystal
Display Color Television(右)
ネーミングも含めて担当したペーパーバックサイズのカラーテレビ。バックライト内蔵型のため、
容積の半分は乾電池とバックライトが占めている。
今日隆盛を極めている大型液晶テレビと基本的な技術は同じで、当時の技術者は1メートルサイズの大型液晶テレビの登場を予言していた。